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★インド国内全自動車のEV化を撤回!揺れ動くインドの自動車業界に迫る★ インフォブリッジ通信 Vol. 2

★インド国内全自動車のEV化を撤回!揺れ動くインドの自動車業界に迫る★ インフォブリッジ通信 Vol. 2
2018年3月15日(木)

Pick UP! News

[インド政府による2030年全量EV化政策が事実上撤回]
昨年5月、インド政府系シンクタンクであるNiti Ayongは「2030年までに国内を走る全ての自動車をEVにする」という政策案を打ち出すと発表し、EV化へ大きく舵を切ったと思われたインドの自動車市場ですが、先月15日にインドのガドカリ道路交通相が「EV普及のための行動計画は既に準備しており、政策は不必要」と発言。これにより、2030年までに国内全自動車をEV化するという政策を打ち出す方針は、事実上撤回されたことになりました。しかし、今月新たに、シン電力相が「2030年までに国内自動車の3割をEVにする」という目標設定の動きについて言及するなど、インド政府は深刻化する大気汚染への対策、省エネルギーへの対応が重要であると認識しており、環境に配慮したエネルギー効率の良い自動車の普及に積極的である、という点に変わりはありません。しかしながら、現在インドのEV普及率は全体の1%にも達しておらず、HVのGST(物品サービス税)も28%と高く、なかなか普及していないのが現実です。それでも、デリーなどの大都市ではEV用充電ステーションが少しずつ増えており、普及の兆しが見えつつあります。今後さらに環境対策車を普及させていくためには、EVやHVの購入ハードルを下げることが不可欠であり、今後の政府及び各車メーカーの動きが鍵を握りそうです。また、もう一つ鍵を握るのが蓄電池メーカー。環境対策車には必須の蓄電池、EVの製造コストの1/3は車載電池と言われており、同市場からも目が離せません。今回のメルマガでは、インドの蓄電池市場についてのレポートを当メルマガ後半で紹介しております。是非お読みください!

インド日系企業関連ニュース

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上記以外にも、多数ニュース記事を紹介しております。

業界情報

蓄電池市場
~国内電力需要増加や再生可能エネルギーの推進等により成長する市場~

[市場規模と動向]
インドの蓄電池市場は、2018年度には1,604億3千万ルピーに到達する見込みであり、2013年度の約1.4倍に拡大する、とみられている。インドの蓄電池市場の成長の背景には、国内の電力需要の増大や産業用・家電など消費者向け商品へ使用される蓄電池需要増のほか、太陽光発電や、EV等省燃料・大気汚染対策としての代替エネルギー・機器の政府による推進などが挙げられる。インド政府が製造業振興政策「Make In India」によるさらなる内製化を進める中で、今後の蓄電池の国内生産がより加速することが期待される。

[関係各社の動き]
インド政府は、EVの国内生産促進および生産コスト低減等のため、各メーカーに対しリチウムイオン電池の生産施設を設置するよう呼び掛けている。これを受け、マルチ・スズキは2兆ルピーをリチウムイオン電池生産に投資する意向を示した他、デリー拠点の蓄電池メーカーLithion Powerは、リチウムイオン電池のスワップエコシステムを確立するため、今後2~3年で10億USDを投資するという意向を示した。
日本企業も蓄電池分野での新たな展開を行っている。田淵電機は2017年12月、Tata Power Delhi Distribution Limited(TPDDL)社と共同で、太陽光発電・蓄電システム運用の実証試験プロジェクトの実施で基本合意、NECは2019年度内を目途に、再生可能エネルギー(太陽光発電システム)とリチウムイオン蓄電システムを活用するエネルギーマネジメント技術のインド事業化を検討する。

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インド展示会/イベント情報

1) CBME India 2018
正式名称は、Children Baby & Maternity Expo India。インド最大級のベビー用品・子ども用品のB2B展示会として毎年開催されている。昨年の開催では、6000名を超える来場者に、150社超の出展社、450以上のブランドが集結した。
– 開催日時: 2018年4月26日(木)~4月28日(土)
– 場所: Bombay Convention & Exhibition Centre (BCEC), Mumbai
– 主催: UBM India
– URL: http://www.cbmeindia.com/

2) ACMEE 2018
5日間に渡って開催される国際的な機械・ツールの展示会。2年に1度開催されており、2016年に実施された際には45,000名を超える来場者に480社超の出展社が集結した。Make in India政策の影響でインド国内での製造が注目されている中、インドの最先端機械・マニュファクチャリングなどに触れることができる。
– 開催日時: 2018年6月21日(木)~6月25日(月)
– 場所: Chennai Trade Centre
– 主催: Ambattur Industrial Estate Manufacturers Association
– URL: http://acmee.in/index.asp

3) WAVE (World AR VR Expo & Conference)
VR/ARの国際的展示会イベント。VR/AR分野では最大規模の展示会となっており、アニメーションやデジタルゲーム関連の会社から銀行・ファイナンス、ライセンス/法律事務所などの幅広い分野の出展社が集う予定。特に多く集まるのはエンターテイメント系の会社で、会場には複数のB2Bミーティングコーナーが設けられたり、実際にVRゲームを行うコーナーなどが設けられる予定。
– 開催日時: 2018年6月22日(金)~6月24日(日)
– 場所: HITEX Exhibition Center, Hyderabad
– 主催: Outwit Outplay
– URL: http://www.wavexc.com/