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★インドの来年度GDP成長率は7.5%!加速するインド経済に迫る★ インフォブリッジ通信 Vol. 1

★インドの来年度GDP成長率は7.5%!加速するインド経済に迫る★ インフォブリッジ通信 Vol. 1
2018年2月15日(木)

こんにちは、インフォブリッジです!
突然ですが、みなさんインドに対してどんなイメージを抱いていますか?「ごちゃごちゃ」「IT」「カレーの国」などでしょうか?
あまり日本人にとっては馴染みのない国に見えますが、実は近年、日本とインドの国家間の距離は政治面でも経済面でもかなり縮まってきています。
インドという国は、我々にとってこれから無視できなくなる(いや、既に無視できない)国になることは間違いありません。そんなインドの情報を分かりやすくまとめ、少しでもインドについて知っていただくため、当メルマガでは、月に一回インド情報を発信していきます!
少しでも皆様がインドに興味を持ち、インドについて考えるきっかけになれば幸いです。どうぞ、宜しくお願いします。

Pick UP! News

[GDP2.5兆USD市場のインド、2018年度の政策は、農村部/貧困層向けの政策が中心。来年の総選挙を意識か]

今月1日、インドの首都ニューデリーにて、2018年度の政府予算案の発表が行われました。今回発表された予算案は、2019年に実施される下院総選挙が意識され、農作物の最低購入価格の引き上げや、低所得者層の医療費を補助する「モディケア」の実施など、総人口の70%を占める農民や貧困層向けの政策に重点が置かれた予算案となりました。その他にも、2014年から実施されているMake in India政策の更なる促進のため、スマートフォン(完成品)の関税を15%から20%に引き上げ、関連部品や関連アクセサリーの関税も15%へ引き上げると発表されました。今回の発表を見ると、スマートフォンに焦点が当てられていますが、インドでは、スマートフォンに限らず製造分野全般でMake in India政策促進の傾向が強まっています。サムスン社、シャオミ社、ハイアール社、BOSCH社など、既に多くの外国企業は積極的にインド工場への投資を行っています。今後、インド国内メーカーはもちろん、外国企業による「Make in India」の動きが更に活発化していくことが予想されます。

インド日系企業関連ニュース

2018年1月に発表されたインドにおける日系企業に関する主なニュースは、

【1月5日】ドリームインキュベータ、インドでVB投資
【1月10日】インドで鶏卵生産へ、イセ食品
【1月26日】ソフトバンク、インドの保険比較サイト運営会社への出資を協議
【1月27日】「もったいないばあさん」、きれいなインドに貢献なるか

気になるニュースは→こちらhttps://www.infobridgeasia.com/japanese2018_jan/
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上記以外にも、多数ニュース記事を紹介しております。

業界情報

フィンテック市場
~スマホ普及や高額紙幣廃止で10倍以上の伸び~

【フォンテック市場隆盛の背景】
インドでは、フィンテックを取り囲む市場環境が劇的に変化している。現金取引を主流としていたインド経済は、2010年以降のスマートフォンの普及とECの台頭に伴いキャッシュレスエコノミーへの転換が進み、2016年の高額旧紙幣廃止以降、さらに拍車がかかっている。2018年1月にCity of LondonCorporationが発表したレポートでも、インドフィンテック発展の理由として高額紙幣廃止をあげており、この影響でデジタルトランザクションへの需要が10倍以上伸びた、という。今後さらに拡大が見込まれ、フィンテック部門における取引額は2016年の330億米ドルから2020年には730億米ドルに到達することが予測されている。

【市場規模】
2016年に発表されたKPMGとインドNASSCOM(全国ソフトウェア・サービス企業協会)の共同レポートによると、全世界のフィンテック関連スタートアップ企業数は約1万2000社、その市場規模は2020年までに450億米ドルに到達する見込みだ。インドの同市場は2016年時点で12億米ドル規模と全世界の中ではわずかなものの、2020年には倍増し、24億米ドルに成長するとみられている。

⇒その他、企業動向・最新トレンドなど、詳しくはこちらhttps://www.infobridgeasia.com/category/column/

インド展示会/イベント情報

1) MEDICAL FAIR INDIA 2018 インド国際医療機器展
今年で24回目の開催を迎えるインド最大の国際医療機器展。昨年は13,480名が来場し、519社が出展者として参加。外科医や歯科医、病院関係者、生物学者、製薬関係者、ディストリビューター、貿易業者など、医療に関する幅広い業者の来場が見込まれる。
[開催日時]: 2018年3月16日(金)~3月18日(日)
[場所]: Bombay Convention & Exhibition Centre (BCEC), Mumbai
[主催]: Messe Duesseldorf India Pvt. Ltd.
[イベント公式HP]: http://www.medicalfair-india.com/

2) INDEX 2018 (International Interious & Design Event)
4日間に渡って開催される、インテリア、建築、デザインの国際展示会イベント。毎年開催されており、今回で30回目の開催を迎える。主にB2Bのトレードフェアとして機能しており、2017年には22,064名の来場者と500以上の出展者が参加したビッグイベント。
[開催日時]: 2018年5月3日(木)~5月6日(日)
[場所]: Bombay Convention & Exhibition Centre (BCEC), Mumbai
[主催]: UBM Index Trade Fairs
[イベント公式HP]: http://www.indexfairs.com/

3) One Mega Event
2015年から始まったスマートシティ関連の一大イベント。スマートシティに関連した分野ごとのExpoが集結している。今年は、建築分野、ソーラーエネルギー分野、トランスポート分野、スマートソリューション分野、水分野の計5つのExpoに分かれている。昨年は、40ヵ国以上から出展者と約15,000名の参加者が一同に集まり、盛り上がりを見せた。
[開催日時]: 2018年5月23日(水)~5月25日(金)
[場所]: Pragati Maidan, New Delhi
[主催]: Exhibitions India Group
[イベント公式HP]: http://www.onemegaevent.com/