■インフォブリッジからのお知らせ
★2021年度、インド事業を盛り込みましょう!★
ワクチン大国インドでは、既に1,200万人超がワクチンを接種しており、今月1日にはモディ首相自らもインド産ワクチンを打ち、国民への接種呼びかけとワクチン外交を積極的に進めています。
活気を取り戻しつつあるインド市場におけるお問い合わせを、お待ちしております!
■ Pick UP! News
[AIがインドを変える!医療、農業、警察、統計、ドローン、様々な産業での活用が進み、インドから世界展開を狙う勢いある技術も登場]
全世界のAI人材の数は約2万2,400人。うち約半数の1万295人がアメリカ人で、2位に中国、イギリス、ドイツと
続き、インドは555人で9位にランクインしています。AI人材の約3分の1が博士課程を取得した国とは異なる
国で研究者として働いており、流動性の高さが指摘されている一方で、インドは海外で教育を受けたAI人材の
うち25%がインドに戻ってきています。2020年6月にはAI国際団体「グローバル・パートナーシップ・オン・AI」に
創設国として加盟、その存在感を強めています。
インド政府も積極的にAI導入を推進しています。2018年にはAIを用いて全国民を包摂する「AI国家戦略#AIforAll」を発表。「遅い、不備が多い、人手不足」という悪評高い経済統計にAIを活用し、データの質と信頼性の担保、速度向上を図ります。今年1月にはインド軍が「AI搭載の自律型攻撃ドローン」を軍事パレードで初披露、75機がデリー上空を飛行しました。
民間においても様々な産業でAIが活用されています。人口の6割を占める農家では、生産性が低く、貧困に苦しむ人は少なくありません。AIによる技術革新で、天候や湿度などのデータから栽培方法を助言したり、ネットで農産物を小売業者に直接販売をしたりと、農家の収入増や生活環境の改善につながっています。「世界から誤診を撲滅する」という指命を掲げ、インドだけでなくアフリカや日本市場を見据えるスタートアップもあります。警察向けのAI画像認識技術システムを全国で展開するスタートアップのシステムは、ドバイ警察が採用を決め、注目を集めました。
インドに進出している日系企業も、AIを推進しています。NTTデータは今年1月、AI画像技術で10万人の結核診断アクセス向上を支援する事業をチェンナイで開始。富士フイルムは今年2月、バンガロールでがん検診を中心とした健診センターを開設、自社医療機器やAI技術を活用したITシステムで医師をサポートします。
様々な課題を抱えるインドでは、海外から戻る優秀なAI人材と産学連携し、社会改革が進んでいます。スマートフォンの急速な普及に見てとれるように、最新のテクノロジーに親和性があることも大きな要因です。インドが強みとするAI技術と日系企業の連携が実現すれば、今まで市場になかった全く新しい製品での課題解決が可能となります。こうした商機の発見、インフォブリッジがお手伝いいたします!是非お気軽にお問合せ下さい!
■ インド日系企業関連ニュース
2021年2月に発表されたインドにおける日系企業に関する主なニュースは、
【2月4日】豊田通商、非鉄金属ECサイトを開設
【2月5日】三菱UFJ、インド大手銀と提携 日系企業の事業展開を支援
【2月28日】鳥取13酒蔵 インド進出連携
その他2月のインド日系企業関連ニュースは、→こちらをクリックしてご覧になってください!
上記以外にも、多数ニュース記事を紹介しております。
■ 業界情報
~インドのグリーンビルディングー環境対策、SDGs目標の推進とともに、徐々にではあるが確実に広がりつつある市場~
世界的にSDGs目標や環境保全に対する取り組みが行われる中、インドでもグリーンビルディング化への取り組みが進んでいる。LEED認証取得や、インド独自のグリーンビル認証、中央・州政府も欧州政府などとの関係性を強化しつつ、グリーンビルディング導入促進を積極的に行っている。スマートホームやエネルギー効率化ソリューションを提供する企業も数多く登場している。
詳細情報はこちらのコラムをどうぞ!