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■ Pick UP! News
[「女性初」が続々登場、保守的インドで進む女性の社会進出を、日系事例も交えながら一挙公開!]
インドにおける女性の社会進出と聞いて、ポジティブなイメージが湧く方は少ないのではないでしょうか。保守的、男性優位、家庭は女性が守るもの・・まだまだこうした伝統価値が強いことも否めませんが、その中でも注目すべきインド人女性の社会進出事例をご紹介します。
母親がインド人のカマラ・ハリス氏が、アメリカで女性初の副大統領に就任したニュースは注目を集めました。経済界でも、GMのCFO(最高財務責任者)ディビヤ・スリヤデバラ氏、ユニリーバのCHRO(最高人事責任者)リーナ・ナイール氏といったインド人女性が、世界でガラスの天井を打ち破り、女性初の役職を獲得しています。
インドも官民で女性登用の動きが進んでいます。2013年会社法では、一定規模以上の会社に対し1名以上の女性取締役の選任が義務付けられました。2015年には女性起業家支援策Standup Indiaが開始。2018年には漁師、消防士、戦闘パイロットなど、各界の「初の女性」112人が政府から認定・表彰を受けています。第二次モディ政権で誕生した女性初の財務相ニルマラ・シタラマン氏は、米Forbes誌の2020年世界で最も影響力のある100人に選出。IT大手TCSは「25 by 25(2025年までに女性従業員の割合を25%に)」を目標に掲げており、同じくIT大手WNSによれば、働き方の主流が在宅勤務となる中で、勤務日時をより柔軟にできれば1億人以上のインド人女性に就労の機会ができる可能性があるといいます。
日系企業による女性活用事例も進んでいます。インドでもヤクルトは、ヤクルトレディがスクーターで製品を配達。ヤマハ発動機の工場ピンクラインでは、若い女性が生産現場で活躍しており、工場ワーカーは全員女性という非常に珍しい自動車部品メーカーTASIも日系企業です。リコーのアクセラレータープログラムTRIBUSに採択されたRangorieはインド農村部の女性達とインド人女性向けの下着づくりに、EVメーカーのテラモーターズは西ベンガル州政府と連携し、農村女性の社会進出に取り組んでいます。
世界で関心が高まっているSDGsの指標にもジェンダー平等があり、インドでも指標達成に向けた取り組みが行われています。伝統価値や慣習を変えるのは難しいですが、日系企業のインド事業と女性社会進出が相乗すれば、双方に大きなメリットが生まれます。その成功事例を作るためには、インド独特の市場環境や商習慣への理解が不可欠です。こうした機会の発見、インフォブリッジがお手伝いいたします!是非お気軽にお問合せ下さい!
■ インド日系企業関連ニュース
2021年4月に発表されたインドにおける日系企業に関する主なニュースは、
【4月1日】福岡銀行とJBIC、インド進出企業に協調融資
【4月9日】豊田通商、インド医薬品卸大手に出資 流通効率化狙う
【4月13日】インドのタワマン、住商や丸紅が日本流営業
その他4月のインド日系企業関連ニュースは、→こちらをクリックしてご覧になってください!
上記以外にも、多数ニュース記事を紹介しております。
■ 業界情報
~インドの女性社会進出状況ージェンダーギャップがまだ大きく存在するインドだが、中堅企業での女性幹部の多さ、グローバルでも著名な企業家・創業者の存在など、特筆すべき点も見られる。女性の企業を支援するファンドも登場している。~
詳細情報はこちらのコラムをどうぞ!