インフォブリッジ通信 Vol. 42
■インフォブリッジからのお知らせ
★中小企業庁の支援パートナーに選出されました★
中小企業の海外進出を支援する令和3年度「JAPANブランド育成支援等事業」における支援パートナーに弊社が選出されました。インド事業開発支援・市場調査・コンサルテーションサービスを初めとする無料相談もこちらから受け付けております。お問い合わせお待ちしております!
■ Pick UP! News
[大国インド経済を支えるのは99%の中小企業。支援策を一挙公開、日系中小企業にも商機あり!]
日本の法人の99.7%を占める中小企業、近年では海外進出も加速しており、アジア進出や、都市部だけでなく地方中小企業による海外進出検討も増えているといいます。今回は、日本とインドの中小企業サポート体制をご紹介します。
インドの中小企業は投資額または売上高によって定義され、インドGDPの30%、輸出の4%に貢献しています。2020年のパンデミックで打撃を受けた国内中小企業に、インド政府は無担保融資をはじめとする支援策を打ち出しました。世界銀行も支援策に5億米ドルを拠出しています。支援対象を拡大するため定義が変更され、99%のインド企業が中小企業に該当するようになったともいわれており、インド経済における重要な担い手となっています。
国連機関UNIDOの調査によると、パンデミックで売上が下がったのは61%、一方で14%のインド中小企業は売上増と回答しており、他社に負けない強みをもつ企業は逆境の中でも成長を続けています。インド全土5千カ所以上に中小企業製造業クラスターがあり、特に近年では製造業向けIT産業が成長をけん引しています。
日本政府も、中小企業の海外進出を積極的にサポートしています。上述のJAPANブランド育成事業や海外展開支援、JICAの支援事業、JETROの支援サービス、中小機構や各自治体など様々です。インド政府による外資中小企業に特化した進出サポートはありませんが、上述の中小企業支援策は外資企業も対象となっています。インド国内では製造業に留まらず、日本が強みとする環境分野、防災分野、SDGsビジネス分野においても、幅広く日本の中小企業の技術の案件化調査や実証事業が行われています。
経営体力や資金力が続くか不安、海外拠点運営を担う人材確保が困難、インドはよくわからないから大変そう、などインド市場の検討に躊躇する理由は様々にあります。今後の成長性が高いインドを選択肢から外さないためにも、日本政府や弊社のような民間企業による中小企業の海外進出サポートを活用してはいかがでしょうか。
インド市場に挑戦したいという中小企業(もちろん大企業も!)を、インドと日本に拠点を持つインフォブリッジがお手伝いいたします。是非お気軽にお問合せ下さい!
■ インド日系企業関連ニュース
2021年6月に発表されたインドにおける日系企業に関する主なニュースは、
【6月24日】コロナ禍で不透明なインドでダイキンが100億円で新工場を建設する狙い
【6月25日】新体制のスズキが立ち向かうインド市場の激戦
【6月30日】ヤマハ発、インド中古二輪新興に出資
その他6月のインド日系企業関連ニュースは、→こちらをクリックしてご覧になってください!
上記以外にも、多数ニュース記事を紹介しております。
■ 業界情報
~インドの生鮮食品(ノンベジ)市場ーベジタリアンが多いインドでも、近年は食肉や鮮魚の消費が徐々に増加しており、旧来の産業技術の近代化のため、インド政府は投資額を増大させている。大都市部を中心に、鮮度にこだわった産直ECなども拡大中。~
詳細情報はこちらのコラムをどうぞ!