インドと日本の市場構造は異なります。社会や市場、価値観等が異なる中でそれらに合わせた調査設計やアプローチが不可欠です。インドで長くビジネスを展開し、その他海外市場でも経験を持つインフォブリッジだからこそ現地市場に合わせた調査設計やプロセスマネジメントが可能になります。
アンケート表を用いた定量調査、インタビューを中心とした定性調査やエスノグラフィ等の消費者調査。これらを行うにはインド全体のみならず地域や年代、所得水準等のデモグラフィを考慮した事前準備が必要です。また複数の都市にまたがる調査を行う上ではチームマネジメントも重要です。インフォブリッジでは、豊富な知識と経験を持つ専門家が常駐しており、グループ会社のインド調査会社Market Xcel Data Matrix Pvt. Ltd.との連携で信頼あるサポートをご提供いたします。
インドにおける消費者調査 - 日系食品メーカー
某日系飲料メーカーは、インド市場においてパッケージ食品の消費状況を把握することを目的とした調査を希望。市場拡大を目指す上で、インド市場の消費者嗜好やライフスタイルを理解し、市場に適した商品開発やマーケティング戦略の立案に役立てたい。
定量調査手法を用いて、インド国内の主要都市においてパッケージ商品の利用状況に関するアンケート調査を実施。また、インタビュー調査も行い、消費者の嗜好やライフスタイル、商品の購入決定に影響を与える要因などを調査した。
インド市場においてパッケージ商品は、特に若年層や都市部の消費者に人気が高いことが明らかになった。また、価格や味、ブランドイメージが購入決定に影響を与えることも分かった。これらの調査結果をもとに、若年層や都市部の消費者に向けた商品開発やマーケティング戦略を展開することになった。
インドでは産業単位での統計データや最新データが入手できないケースも多くみられます。また様々な企業が個別に調査を実施しており、サンプルの取り方や推計の方法によって同じものでも異なる数字となることも多いです。インフォブリッジでは過去の豊富な調査経験に基づき、最適な手法の選択とレポーティングを行います。
インドにおける特定産業用資材の需要および流通構造調査
某産業用資材メーカーは、インドを次の有力な進出先として検討中。しかし、どの業界で特に需要があるのか、また流通ルートや商習慣、主要流通業者などの把握を希望。
業界関係者ならびに想定需要先への取材・ヒアリングを実施し、需要規模の推計、ならびに流通構造や主要流通業者を明確にした。
調査結果に基づき、当資材メーカーは、インド進出にあたってターゲット業界の優先順位づけが可能となった。同時に、流通ルートや商習慣を理解した上での価格設定、流通業者へのアプローチなど、より具体的なインド戦略を開始するに至った。
インドの様々な市場に精通した専門家へのインタビューを通じ、お客様の調査テーマや課題に合わせた情報収集を行います。当社が独自に保有する情報やデータベースを活用し、エキスパートが持つ知見を最大限に引き出し、インド市場の深い洞察を提供いたします。
商工会議所系団体(FICCI、ASSOCHAM、CII)、インド自動車部品工業会(ACMA)、インドインターネット&モバイル協会(IAMAI)などの特定業界団体関係者。
州政府などの特定業種担当者、政府関係企業・団体関係者など。
IIT、BITS Pilaniといった主要公立・私立大学の教授、研究者、人材採用者など。
業界紙記者、流通関係者、元特定ブランド担当者、ブランドコンサルなどー特定ブランドへ直接アプローチせずに、関係者からヒアリング。
政府関連・民間のアクセラレータ・インキュベータ(GFI、スタートアップ、VCなど。
日本企業サポート経験のある法律事務所、会計事務所など。
インド市場に参入する前に現地の取引先やパートナーの信用調査は重要です。インフォブリッジのバックグラウンド調査においては、世界最大級のコンサルティングファームであるPwC社の独自データベースや政府や裁判所、警察などの公開情報、さらには国際的なウォッチリストデータベースなど多様な二次情報をリソースに活用し、自動収集・分析・評価の仕組みを活用してレポート提供を実現しています。また、企業信用調査においては、全世界の企業信用調査レポート・格付情報を提供する国際的な貿易保険機関 COFACEグループ会社と提携しており、信頼性の高い調査レポートを提供することができます。