★シーズン到来！盛り上がるインドの結婚式市場★ インフォブリッジ通信 Vol. 71

■インフォブリッジからのお知らせ

弊社ホームページのリニューアルに伴い、インド市場レポートの販売を開始いたしました。グループ会社のインド調査会社Market Xcel Data Matrix Pvt. Ltd.と連携し、インド市場の消費者行動、ビジネス環境、業界構造など、幅広い分野のレポートを提供しています。

例えば、
半導体　インド市場の評価（FY2017-2031予測）、
乗用車　インド市場の評価（FY2016-2030予測）、
アンモニア　インド市場の評価（FY2017-2031予測）などがあり、アンモニア市場レポートはサンプルレポートの配布が可能となっております。

詳しくは、弊社ホームページ「市場調査レポート」をご覧ください。

■ Pick UP! News

人口の約８割を占めるヒンドゥー教の結婚式は10月～12月と4月～5月がシーズン。北インドでは夜の10時頃から始まり真夜中まで結婚式場から聞こえる太鼓の音が街に響き渡っています。

インドの結婚式は、自身の所属に応じて結婚式を行うことが主流です。所属とは、彼らが属する宗教・地域に基づくもので、同じ宗教でも地域によっては若干習慣が異なっています。

スタッフもインド人の結婚式に行ったことがあるのですが、驚くのはその規模感。地域の人や仕事の関係者など幅広く招待をしており、300名ほどが参加していました。この傾向は調査結果にも表れており、WeddingWire India Consumer Surveyによると43％以上が250人以上のゲストを呼ぶ結婚式を希望しており、100名以下を希望するカップルは8％以下と言います。

北インド（ヒンドゥー教結婚式）では夜の10時頃から始まり、白馬に乗って新郎が登場（最近は車での登場もあります）、夜明けまで儀式やダンスを繰り広げています。スタッフが参列したハイデラバードのヒンドゥー教結婚式では朝10時に儀式開始にも関わらず参列者の多くはランチを食べに12時頃来ており、その緩さに驚いたことは記憶に残っています。南インド（ヒンドゥー教結婚式）は朝5時頃から儀式が開始、ムスリム教結婚式は男女で参列が異なる（最近では性別で区別をしない式も多いようです）など、インドの幅広い文化が見て取れます。

結婚式には、会場関連・式場運営はもちろん、写真家、装飾家、メイクアップアーティスト、ケータリング業者などが関与し、2021年時点で市場規模は500億米ドルと推定されています。

スタッフが行った結婚式では、オンライン配信も行っており、会場から離れた親戚や友人がリアルタイムで様子を見られるサービスがありました。

また、会場でダンスや音楽のプロパフォーマーを招くケースや、花火やドローンの演出など日本ではあまり見られないような様々なサービスが存在しています。

結婚式参列には日本のようにお祝儀の義務はなく、包む人は気持ち程度に渡すようです。新郎新婦からも引出物（ギフト）はあったりなかったり。

弊社は、贈答品に最適な日系食器ブランドNoritakeのインド総代理店です。インド人の結婚式参列など、ギフトをお探しの方は是非お気軽にお問合せください。

■ インド日系企業関連ニュース

2023年11月に発表されたインドにおける日系企業に関する主なニュースは、

【11月3日】キッコーマン、インド食材との相性評価開発

【11月15日】DNP、インド限定の日本マンガ配信サービス「Manga Planet India」をスタート

【11月22日】トヨタ、インド新工場へ590億円投資

その他11月のインド日系企業関連ニュースは、→こちらをクリックしてご覧になってください！

上記以外にも、多数ニュース記事を紹介しております。

■ 業界情報

－5G 最新情報－2大大手テレコムは、
5G ネットワークをインド全土に拡充中。
今後増加するサービス・ソリューションに向け、機器メーカーやITソリューションなどの企業が動き始めている。

詳細情報はこちらのコラムをどうぞ！