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★ 超富裕層の数は世界10位、拡大する商機を日系企業が掴むには!?★ インフォブリッジ通信 Vol. 75

Published on
May 13, 2024

■インフォブリッジからのお知らせ

2024年度がスタートしました。

世界人口1位の活気あるインド市場に今年度こそは足掛かりをつくりたい、と事業計画を策定中の企業様も多いのではないでしょうか。

インド市場への知見が深く、日印両国に拠点をもつインフォブリッジグループが御社のインド事業をサポートします。

インド市場に関するお問い合わせ、お待ちしております!

 

■ Pick UP! News

2024年3月、Bill Gates氏、Zuckerberg氏、Rihanna氏など錚々たる世界のビリオネア1,500人がインドを代表する財閥Relianceグループのお膝元インド西部の町Jamnagarに一堂に集いました。

アジア一の富豪で保有資産が約1,138億米ドルのMukesh Ambani氏の末息子Anant氏の結婚イベントで世界中からの注目を集めた桁違いのパーティーは3日間にわたり開催。Mukesh氏のムンバイの邸宅は世界一の豪邸とも言われておりその資産力を見せつけました。

 

調査会社Altrataの超富裕層レポート2023によると超富裕層(純金融資産3千万米ドル超)が多い国ランキングで、インドは8,880人で10位にランクインしており、インドの高級ブランド市場は2030年までに売上高が現在の3.5倍、2千億米ドルに達するとみられています。

Rolexを含むスイスの高級腕時計の2022年の国別輸出額でインドは23位、2003年にインドに初進出したルイヴィトンは2023年11月にインド4店舗目をオープンしオンライン事業も展開しています。

高級車販売も好調で、旺盛な富裕層の資産獲得に向け2023年7月には英HSBCがインドで富裕層向け事業立ち上げを発表しています。

南デリーの高級ショッピングモールEmporioにはインド全国から富裕層が買い物に訪れる。

 

インドの富裕層市場は、人口増加だけでなく購買環境も著しく変化しています。

限られた購買層しかアクセスできなかった高級品市場にデジタル技術が導入され今や誰でもどこからでもブランドにアクセスできるようになった結果、

インドの消費者の憧れの対象と商品購入の動機は大きく様変わりしており「ブランドであれば何でも良い」時代から「インド市場に適合した独自のストーリー」が重要視されるようになりました。

さらに高級ブランド購買層の50%以上が「商品を探す際にソーシャルメディアを積極的に利用する」と回答しており、高級ブランドはパーソナライズ化されたカスタマーエクスペリエンスの実現、インドのコンテクストへの適合などにイノベーティブな戦略を駆使しています。

 

インド富裕層へのアプローチ法は、高付加価値・信頼性の売り込みといった観点からインドに進出する日系企業戦略にも通じるところがあります。

日本やグローバルで売れているものをそのままインドに持ってきてもいくら人口が多いからといって飛ぶように売れるわけではありません。

 

地場やグローバルブランドとの差別化、競合品と比較しての強みや独自性、オフラインとオンライン、双方からのマーケティング戦略など、

「インド市場」を的確に把握した上での事業策定・展開が肝となります。

富裕層や中間層の増加による商機を確実につかむために、インド市場への知見が深いインフォブリッジが御社のインド事業をサポートします。

インド市場に関するお問い合わせ、お待ちしております!

■ 業界情報

インドの高級リユース品市場はインドでも急伸長~高級ブランドをお手頃に入手できるだけでなく、環境保護・リサイクルの観点からも活況。

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